はじまりのコップ

2017年6月5日再入荷しました。

木村 衣有子著『はじまりのコップ-左藤吹きガラス工房奮闘記』(亜紀書房) 

以下、木村さんのHPより転載
http://mitake75.petit.cc/

初のクラフトノンフィクションです。
クラフトの世界はいわゆる俗世、普通の暮らしと切り離されたものとして語られることが少なくありません。しかし千葉は九十九里にて「左藤吹きガラス工房」 を営む左藤玲朗さんは「やはり自分は、年収200万の人も買うガラス作家を目指したい」といいます。左藤さんがひとつずつ吹いてこしらえるコップは決して趣味人の玩具ではなくて、生活の中に、普通の暮らしの中にあって輝く道具です。その道具の背景を、きれいごとはなるべく排して、ガラスを吹く仕事を続ける日々から得られるすがすがしさを大切にえがいた一冊です。
ちなみにタイトルは、広島東洋カープ、廣瀬純の応援歌から着想しました。

目次:
左藤吹きガラス工房公式業務日報 選り抜き(前編)

コップ
はじまりのコップ/プレーンコップ/コップの値段/肩書き

白子訪問記
「自宅展示販売室」開き、九十九里の海/エッグスタンドとコンビニエンスストア 『dancyu』後日談

左藤さんの来し方
大分生まれ/京都、学生時代/沖縄へ 奥原硝子製造所/長崎 夢のあと/右手の怪我/小谷真三を訪ねる ひとりのガラス/丹波 2001年のコップ/千葉県、白子町へ/弥子さん/柚さん/本棚と『粋な旋盤工』/工房印象/工房の夏と冬

売ること
取引先を増やせない理由/注文と個展 東京・国立『黄色い鳥器店』高橋千恵さんに聞く/「これからの家内制手工業のお手本」 宮城・石巻『カンケイマルラボ』須田マサキさんに聞く/コップの変革 東京・二子玉川『KOHORO』恩田裕美さんに聞く/「もみじ市」同行記

リサイクルから、一生の仕事まで
瓶のリサイクル/ガラスとやきもの

新作
丸いコップ、カップ

左藤吹きガラス工房公式業務日報 選り抜き(後編)


2015年7月刊
四六判 280ページ(うちカラー32ページ)
1800円+税
発行/亜紀書房(Click!)

文・写真/木村衣有子
装丁/木村敦子(kids)

※『毎日新聞』『産経新聞』『常陽新聞』『サンデー毎日』『フローリスト』『nid』などに書評が掲載されました。『HONZ』の書評はこちらで読めます(Click!) 。書いて下さったのは、編集者の足立真穂さん。『オオカミの護符』などを手がけてらっしゃる方です。

販売価格 1,944円(税144円)
在庫状況 在庫 1

カテゴリーから探す

コンテンツ

左藤吹きガラス工房について

制作者 左藤玲朗

■当工房の特徴
自宅に隣接した工房で、朝から原料を融かして、その日一日、一人で制作可能な数だけ作っています。
■製品の特徴
若いころ修業した沖縄ガラスを一人の製作用にアレンジした工程で作っています。
特に気を配っているのは以下の二点。
・器としての機能を損なわないフォルムと色。洗浄や収納の時に極端に気を使わずに済み、料理や飲み物と悪い色相性にならない物を作る。
・その上で、機能とは別に、ガラスの素材感が美しく目に映るように作る。 左藤吹きガラス工房HP